訪問の中でよく耳にするのが、
「本当はこうしなきゃいけないのに」「ちゃんとやらなきゃいけないのに」
という言葉です。
誰にでも“こうあるべき”って思ってしまう気持ちはありますよね。
それがあるから頑張れることもあるし、大事な支えになることもあります。
でも、その気持ちが強すぎると、自分を責めたり、相手にぶつけてしまったりすることも。
たとえば犬の散歩。
「真っすぐ歩かなきゃ!」と思っていたら、大変ですよね。
犬は道草したり、匂いを嗅いだり、急に立ち止まったりするものです。
「まぁそれも犬らしいなぁ」と受けとめられたら、
同じ散歩でもちょっと楽に感じられる。
人との関わりも、どこか似ている気がします。
アドラーはこんな言葉を残しています。
「健全な人間関係は“対等”であることから始まる」
相手を上にも下にも置かず、
「まぁしょうがないね」と受け流す余白があること。
それが、お互いの心を守ってくれるんだと思います。
「こうでなきゃ」と思う気持ちは誰にでもある。
でも、少しだけゆるめてみてもいいんです。
“まぁしょうがない”を少しずつ増やしていくことが、
自分も周りも、ちょっと楽に生きられることにつながるはずです。
訪問看護ステーションアイビー燕
管理者 高田
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