“休むことを、受け入れる”

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春のスタートダッシュも、

少しずつ落ち着いてきた頃でしょうか。

この時期になると、

どこかに疲れがにじみ出てくる人も増えてきます。

新しい環境、

慣れないリズム、

がんばって走り続けた日々。

今、少しだけ

自分の中に“疲れ”を感じている人がいたら、

それはとても自然なことだと思います。

ゴールデンウィークが近づくこの季節。

「ここで巻き返さなきゃ」

「もっとがんばらなきゃ」

そう思う気持ちもわかるけれど、

私は、こう伝えたいです。

“休むことを、受け入れていいんだよ”

休むことは、負けることじゃない。

あきらめでも、逃げでもない。

ここまで、がんばった。

だからこそ、今は休んでもいい。

そんなふうに、

自分にやさしくなれるタイミングだと思うんです。

自分を休ませてあげるって、

実はすごく難しいこと。

「まだいける」

「頑張れるはずだ」

そう思いながら無理を続けるのは、

一見かっこよく見えるけれど、

本当は、自分にも、

周りにも、やさしくない。

自分の限界を知ること。

自分をいたわること。

それもまた、

人として大事な力だと思います。

アドラーは、こう言いました。

“人生の課題は、できることだけをすることにある。”

全部やらなくてもいい。

今できることだけで、十分。

そう思えたとき、

きっと心も、体も、すっと軽くなります。

“まぁそんなもんか”と笑いながら、

この連休を、

自分を大切にする時間にしてもらえたら嬉しいです。


訪問看護ステーション アイビー燕
看護師 高田(管理者)

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