春になりましたね。
空気がゆるんで、日差しも少し明るくなって。
なんとなく気持ちも
前向きになってくるこの季節。
でも、
それと同じくらい
“なんだか疲れるなぁ”って感じる人も
多いんじゃないでしょうか。
この時期は、
入学や進級、入社や転勤──
いろんな“変化”が重なります。
新しい環境に慣れようとしたり、
立場や役割が変わったり。
周りの人ががんばっているように見えて、
自分もがんばらなきゃって思ってしまったり。
お子さんの成長に期待して、
“こんなふうに育ってほしい”って思ったりする一方で、
現実の姿にちょっと戸惑ってしまうことも
あるかもしれません。
“前はもっとできていたのに…”
そんなふうに、
自分にがっかりする日もあるかもしれません。
でもね、
この時期って、そもそも
“疲れやすい”んです。
気温の変化や花粉症、
春特有の“ゆらぎ”。
外に出たい気持ちと、
やっぱりしんどい身体。
がんばりたい気持ちと、
動けない現実。
それって、ぜんぶ
“人間らしい揺れ”だと思うんです。
だからこそ──
今だけは、
“ムチ”よりか…“アメ”を。
たとえば、
ちょっと高めの入浴剤を使ってみたり、
30分早めに布団に入ってみたり。
スマホを少しだけ手放して、
ぼーっとする時間をつくってみたり。
甘いものを、ちょっと多めに食べてみたり。
そういう時間って、
“自分をねぎらう”っていう、
すごく大切な時間だと思います。
いつもなら、がんばれていることが、
うまくいかない時期って、誰にでもあります。
そんな時こそ、自分に
こう言ってあげてほしいんです。
“まぁ、そんなもんだよね”
この一言が、
少しでも気持ちを
ほっとさせるお守りになったら嬉しいです。
訪問看護ステーション アイビー燕
看護師 高田(管理者)
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