みんなが、少し“遠く”に見える日。

未分類

何気なくSNSを開いたら、友達が楽しそうにしていた。

知っている人が褒められていたり、同年代の人が何か新しいことを始めていたり。

「あ、すごいな。」

そう思って見ていたはずなのに、いくつか続くと、なんとなく周りだけが先へ進んでいるような感じがしてくる。

昨日まではそこまで気にならなかったのに、今日はみんなが少し“遠く”に見える。

そんな日ってありますよね。


仕事だったり、進学や資格だったり。

結婚や子育て、見た目や暮らしのことだったり。

誰かが評価されている姿や、うまくいっているように見える瞬間だったり。

気になるものは、その時々で少しずつ違います。

「あれ、みんなずいぶん先にいるな。」

そう感じた瞬間、自分だけ同じ場所にいるような気がして、少し焦ったり、落ち込んだりすることがあります。


「人々を不安にするものは、事柄ではなくて、事柄についての思惑だ。」

―――エピクテトス『要録』より

誰かが評価された。

誰かが楽しそうだった。

誰かが何かを達成した。

そこまでは、起きた出来事です。

でも、それを見た日の自分によっては、

「ずいぶん先に行ったな。」

「自分だけ残っているな。」

そんなふうに感じることもあります。

心に少し余裕がない日は、周りとの距離まで、いつもより大きく見えることがあるのかもしれません。


今日は、あの人がずいぶん先に見えた。

自分だけ同じ場所にいるような気がした。

少し焦ったし、少し落ち込んだ。

周りがどんどん先へ進んで、自分だけ少し取り残されたように感じる。

もしかすると今日は、みんなが少し“遠く”に見える日だったのかもしれません。

まあ、そんなもんか。


訪問看護ステーション アイビー燕 管理者 髙田

エピクテトスとは・・・

古代ローマ時代のストア派を代表する哲学者です。自分の身に起きた出来事と、それを自分がどう受け取っているのかを分けて考える視点を残しました。

関連記事

この記事へのコメントはありません。