今週は、梅雨入りしたはずなのに、ずっと晴れ続き。
新潟でも珍しいくらいの暑さが続きました。
お天気が良いと、元気が出る人もいれば、
体調を崩したり、外に出るのが億劫になったり…
人によって感じ方は本当に違うなと思います。
おうち時間が増えれば、
気分も内に向かっていきますし、
イライラや不調が出るのも、ある意味自然な流れです。
そんななか、ふと感じたのが
「人間って、わかっていてもすぐには動けない生き物なんだな」
ということ。
頭では「やってみなきゃわからない」と思っていても、
一歩踏み出すには勇気がいる。
その“時間”って、
自分のことを大切に思うからこそ生まれる迷いかもしれないし、
自分を守る心の仕組みが働いているからかもしれません。
どちらにしても、そのブレーキをかけた“自分”を
責める必要なんて、まったくないんですよね。
アドラーは、こんな言葉を残しています。
「困難を克服する勇気ではなく、困難に立ち向かう勇気があればよい。」
行動する・しないが大事なんじゃなくて、
“自分と向き合う姿勢”こそが、大切なのだと思います。
勇気を出して走る人もいれば、
ゆっくり歩く人もいる。
ときには止まって、じっと考える人もいる。
ウサギのように速くても、亀のようにゆっくりでも、
そのテンポが「自分のもの」なら、それがいちばん自然で無理がない。
人生は長距離走。
プロのランナーのように走り続ける人もいれば、
歩いたり、立ち止まったりしながら進む人もいます。
でも、どんなテンポでも、
“自分で決めた一歩”には、ちゃんと意味がある。
焦らず、比べず、
自分の歩幅で進めば、それでいい。
不意にそんなふうにを感じました。
訪問看護ステーションアイビー燕
管理者 高田
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