先日、訪問の中でふと思いました。
季節の変わり目って、心の歯車がいつもより少し速く回りやすい。
そわそわしたり、言葉が早くなったり、予定や買い物が増えたり――
そんな日が、たしかにあります。
それを「自分のせいだ」と決めつけると、余計に苦しくなりますよね。
でも、いまはただ、季節の音量が少し上がっているだけかもしれません。
上がる時期には、上がる動きが顔を出す。
それだけのこと、なのかもしれません。
アドラーはこう言います。
「私たちは出来事ではなく、出来事に与えた“意味”によって生きている。」
――“上がってしまった今日”に、厳しい意味をつけなくてもいい。
いまは、そういう季節にいる、ただそれだけ。
だから、まぁこの時期だし、しょうがないよね。
一つずつ、ゆっくり考えていけばいい。
その人に合ったやり方は、その人にしかわからないから。
今日はここまで頑張った。
それで十分なものなのかもしれないですよ。
まぁ、そんなもんか。
訪問看護ステーションアイビー燕
管理者 高田
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