
年が明けると、
”今年は何か変わらなきゃいけない気がする”
そんな空気が、どこからともなく漂ってきます。
目標を立てること自体は、悪いことじゃない。
むしろ、前を向こうとする人間らしさでもあると思います。
でも同時に、
”大きく変わらなきゃ意味がない”
”今年こそ結果を出さなきゃ”
そんなプレッシャーを、自分にかけてしまう人も少なくありません。
年明けって、
ちょっと気持ちが前のめりになりやすい時期なんですよね。

大きな目標を掲げると、
気合が入る感じがします。
”1年もあるんだから、思い切り頑張ろう”
そう思うのも、すごく自然なこと。
ただ、目標が大きすぎると、
それは“希望”よりも先に、
超えられない絶壁として立ちはだかることがあります。
見上げるだけで疲れてしまって、
近づく前から諦めたくなる。
本当は、
ちょうどいい高さの壁だからこそ、
”よし、やってみよう”と思えるのに。

”人は、自分にできると思えたことしか、続けることができない。”
ウィリアム・ジェームズ
人間は感情の生き物です。
”頑張りたい”と思う一方で、
頑張ることで、自分の逃げ道を塞いでしまうこともある。
逃げ道がなくなると、
苦しくなって、
続かなくなって、
やめた自分を責めてしまう。
だからこそ、
そこそこ頑張るくらいが、ちょうどいい。
”ちょっと大変”
”でも、1年あればいけそう”
”毎日やっても、辛すぎない”
それくらいの目標のほうが、
結果的に、ちゃんと前に進めたりします。

高すぎる目標じゃなくていい。
毎日必死じゃなくていい。
ちょうどいい大きさの壁を、
ひとつ越えたら、
また次の“ちょうどいい壁”が現れる。
そうやって、
無理をしない範囲で進んでいくほうが、
結果的に、自分の人生を大切にできる気がしています。
私自身も、
去年と同じように、
今年も皆さんと、
無理せず、ゆるっと、
一年を過ごしていけたらと思っています。
――まぁ、そんなもんか。
訪問看護ステーションアイビー燕 管理者 高田
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