暑い日は、少しこぼれやすい

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7月に入って、暑さが強くなってきました。

雨が降ったと思ったら、急に晴れたり。
湿度が高くて、空気が重たく感じたり。
外に出るだけで、少し疲れるような日もあります。

そういう日は、なんとなく気持ちもぴりぴりしやすい気がします。

いつもなら流せる一言が、妙に引っかかる。
少し話しかけられただけで、疲れてしまう。
自分でも、なんでこんなに余裕がないんだろうと思う。

そんな日もあるのかもしれません。


暑い中で生活しているだけでも、体は思っているより頑張っています。

特別なことをしていなくても、
暑さや湿度、寝苦しさが続くと、体の余裕は少しずつ削られていきます。

体の余裕が減ると、心の余白も少し減りやすい。

心の受け皿が少し小さくなると、普段ならこぼれないものが、
今日はこぼれやすくなることがあります。

少しの言葉が引っかかる。
ちょっとした予定が重たくなる。
人にやさしくする余裕がない。

そのイライラは、“暑さの疲れ” で、
少しこぼれやすくなっているサインなのかもしれません。


「感情は、体の変化と切り離して考えにくい」
ーーーウィリアム・ジェームズ氏(意訳)

感情は、心だけで急に出てくるものではなく、
体の状態ともつながっているのだと思います。

暑い。
体が重い。
眠りが浅い。
なんとなく疲れている。

そういう体の状態に引っ張られて、
気持ちが少しぴりぴりすることがあります。

だから、暑い時期に気持ちが揺れやすくなるのは、
弱いからではなく、人間らしい反応なのかもしれません。


暑い日にイライラする自分を、すぐに責めなくてもいいのだと思います。

もちろん、人にぶつけてしまいそうな時は、一度止まることも大事です。

でも、その前に
”今日は少しこぼれやすい日なのかもしれない”
そう思ってみるだけでも、少し楽になることがあります。

冷たいものを飲んでみる。
少し涼んでみる。
食べやすいものを少し入れてみる。

そのくらいで十分な日もあると思います。

まあ、そんなもんか。


訪問看護ステーション アイビー燕 高田

※ウィリアム・ジェームズ氏とは・・・
アメリカの心理学者・哲学者です。
心と体のつながりや、感情の生まれ方について考えた人物として知られています。

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